三軒茶屋 ジャズバー 「アンクルトム」 マスターの部屋

三軒茶屋のジャズバー「アンクルトム」のお知らせと、マスターの小言。マスターのお勧めアルバムの紹介など。

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久々にオススメです。

2枚のアルバムが、1枚のCDになってます。
con almaはずっと探してましたが、高いんですよ。。。
これはホントにありがたかった。

Con Alma/Little SusieCon Alma/Little Susie
(2011/10/25)
Ray Bryant

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東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
TEL 03-3410-7903
http://jazzuncletom.web.fc2.com/
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アモーフィズムアモーフィズム
(2008/05/21)
佐藤允彦

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佐藤 允彦 / P
エディ ゴメス / B
スティーブ ガッド / Ds

1. エスケープ・ヴェロシティ
2. 春予抄
3. アシッド・リアクション
4. 乾施
5. ユートパラ
6. クウィド・プロ・クゥオ
7. 催花雨

先日このアルバムをアマゾンで買いました。
注文して、翌日には届くという早さにビックリしましたよ。
いやぁ、最近のオンラインショップすごいなぁ。

実はYouTubeでこの映像↓を見て買っちゃったんですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=MiZW9SJfVwc&feature=related

はっきり言ってかっこよすぎます!
佐藤允彦もさることながら、ゴメスのベースもガッドのドラムもやばい。
DVDが出てればそっちも欲しいぐらいなんだけど、どうも出てないっぽい。

お勧めの曲は、まずスピード感たっぷりの「Escape Velocity」
「クウィド・プロ・クゥオ」は、ミドルテンポで心地良い。
夜中に機関車に乗っているような感じ?と言っても伝わりづらいかw
最後の曲の「催花雨」は、ピアノがチックコリアっぽくて好きだな。
まぁ、佐藤さんのピアノは全体的にチックっぽいんだけどね。

っと、久々にお勧めのアルバムでした。

実はCDをあと2枚程アマゾンで注文しているので、そちらも後日UPする予定です。(暇だったらね)


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★☆ (4.5点)

東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
http://jazzuncletom.web.fc2.com/
フォー・ユニッツフォー・ユニッツ
(2007/06/29)
宮沢昭

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宮沢 昭 / ts fl
佐藤 允彦 / p , arr(編曲)
富樫 雅彦 / ds
荒川 康男 / b

A1.フォー・ユニッツ Four Units (富樫 雅彦 作曲)
A2.惰眠 Dull Slumber (佐藤 雅彦 作曲)
B1.スカボロー・フェア Scaborough Fair (p.simon-a. garfunkel)
B2.虹鱒 Rainbow Trout (宮沢 昭 作曲)
B3.ブラック・バス Black Bass (宮沢 昭 作曲)

録音 1969年4月2日 25日 テイチク会館第1スタジオ

ちょっとマニアックなお勧め。

好きな人は好きだけど、嫌いな人は聴けないかも?

フォー・ユニッツと書かれるとどちらを思い浮かべるだろうか。
4人で一つか、それとも、4つの個性か。
私としては、このアルバムはどちらもなのだと思う。

バラバラに聞こえながら一体感もある。
私個人としては、佐藤允彦の宇宙を思わせるピアノが好みだが、
特に抜きん出て素晴らしいのは富樫のドラミングだろう。
ぐいぐいと引っ張ると言うか、押していくと言うか、このパワーは凄い!勿論テクニックもだが。
初めて聴いたときは、よくぞここまで叩けるものだと思いつつ、途中からは「こいつすげぇなぁ」しか言えなかった。

全体を通して言えるのは、コルトレーンの影響がかなり出ているアルバムであると言うこと。
偏見(偏聴か?)かもしれないが、そう思って聴くと面白いものだ。
サックスはコルトレーンの影がそこかしこに見え隠れしているし、
ベースはジミー・ギャリソンを綺麗にした感じにも聴こえる。
ピアノは、早弾きはないがマッコイ・タイナー風とも思え、
ドラムはエルビンのような迫力がある。

特に、この傾向が顕著に出ているのがB1のスカボロー・フェアだ。
そして、このアルバムの中で一番良い出来と言えるだろう。
有名曲でもあるので、耳障りも良い。
宮沢のサックスが素晴らしいブロウをしている。
押し寄せる力強いドラムと絡み合うベース。
全体を包むようなピアノと四人が一つのユニットとなって演奏している。
楽曲それ自体が良いというのもあるが、構成や編曲も中々興味深い。

あえて、コルトレーン風と強調して書いたが、実際はちゃんと四人の個性が出ている。
ただ、録音の時期が時期だけに、その傾向がその後のアルバムよりも出ているのは確かではないだろうか。

コルトレーン風だなんだを抜きにして、この演奏は日本人離れをしたものと言えるだろう。
今の日本のジャズアーティストでこのようなプレイを出来る人がどの程度いるだろうか。
最近の新譜の傾向はやたらと綺麗すぎたり、お洒落になってみたりと、どうもあまり面白くない。
綺麗な曲は確かに綺麗だが、それ以上は無い。
はっきり言ってつまらない。(個人的にだが)
構成の面白さや、音の厚みや余韻、ぐいぐいと引っ張っていく疾走感、個性のぶつかり合い、熱のこもった演奏、そういうものが全くないとは言わないが、かなり少なくこじんまりとしてしまっているように思える。

こんな風に私と同じように思っている方には、是非このアルバムをお勧めしたいと思います。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★☆ (4.5点)

東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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Return to ForeverReturn to Forever
(1999/11/16)
Chick Corea

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チック・コリア / el-p
ジョー・ファレル / fl , ss
フローラ・プリム / vo , perc
スタンリー・クラーク / el-b , b
アイアート・モレイラ / ds , perc

1.RETURN TO FOREVER
2.CRYSTAL SILENCE
3.WHAT GAME SHALL WE PLAY TODAY
4.SOMETHING AGO -LA FIESTA

記念すべき第一回は、「チックコリア」です。
チックコリアと言えば、RETURN TO FOREVER っと、誰もが思ってしまっている(私が勝手にですが・・・)程の代表作です。
語るまでもなく、チックコリアのエレピがとても綺麗で、たまに入ってくるフローラ・プリムの声がまた綺麗です。
全体が神秘的な雰囲気で、疲れている時には癒しを与えてくれるアルバムです。
このアルバムは1972年に出来たのですが、30年以上経った現在でも古さを感じさせないのが、すごい所です。
特におすすめなのは・・・って全曲お勧めなのだが、3曲目なんかはボーカルが前面に出ていて、あまりJAZZ等を聴かない方でも聴きやすくて良いのではないでしょうか?

まぁ、このアルバムはJAZZと言うよりもフュージョンに近いですがね。
でもでも、とってもいいアルバムなんです。
是非機会があれば聴いてみてください。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★★ (満点)
とっても大好きなので。。。

東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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Heavy WeatherHeavy Weather
(1997/06/30)
Weather Report

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ジョー・ザビヌル / syn , p , elp , g , tabla
ウェイン・ショーター / ss , ts
ジャコ・パストリアス / b , mandocello , vo , ds , tim , con
アレハンドロ・アカーニャ / ds , con , tim , handclap
バドレーナ / per , tambourine , con , per

A-1 , Birdland
A-2 , A Remark You Made
A-3 , Teen Town
A-4 , Harlequin

B-1 , Rumba Mama
B-2 , Palladium
B-3 , The Juggler
B-4 , Havona

私の個人的な意見なんですが、音楽には節操が無い方が良いです。
新しい音を楽しむには、自分の固定観念が無い方が素直に聴けますからね。
さて、このアルバムの良さとは何なんでしょう。
躍動感溢れる演奏なのか、幻想的な音使いなのか、そのどちらも当てはまると私は思っているのです。
A-1の"バートランド"はザビヌルの曲で、重厚な音から始まりそして広がっていく。聴き終わる頃には心がすっきりしています。まぁ、とにかくカッコいいんですよ!
一般的にこの曲が、このアルバムで一番良い曲と言われているでしょう。
A-2の"お前のしるし"は1曲目と全く違う方向性で、ムードあるバラードです。
ショーターのサックスがいい気持ちにさせてくれますよ。
A-3の"十代の町"はジャコの曲で、出だしから気持ちよくかっ飛ばしてくれます。
この曲は個人的に好きで、色んな人に聴いて欲しいですね。
是非ともこのベースを聴いてみて下さい。
以上の3曲がこのアルバムを象徴していると思います。
ウェザーリポートの幅の広さが伺えますね。
そして、B-1の"ルンバ・ママ"を聴くとさらに音楽の幅の広さに驚かされます。
ホント何でもやっちゃうんですよ。
Jazzや、フュージョンと言ったカテゴリーに属さない音楽を地でやってしまう人達です。
あえて、カテゴリー分けするならば"ワールドミュージック"と言った所でしょうか?
このアルバムを初めて聴いた時に、1976年という今から30年以上も前にこんなにも色んな音を使った音楽があったんだと、驚かされましたね。
私の大好きなアルバムの1枚なので、是非一度聴いてみてくださいね。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★☆☆ (3.5点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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Miles in BerlinMiles in Berlin
(1995/01/01)
Miles Davis

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マイルス・デイビス / tp
ウェイン・ショーター / ts
ハービー・ハンコック / p
ロン・カーター / b
トニー・ウィリアムス / ds

A-1 , MILESTONES (マイルストーンズ)
A-2 , AUTUMN LEAVES (枯葉)

B-1 , SO WHAT (ソー・ホワット)
B-2 , WALKIN' (ウォーキン)
B-3 , THEME (テーマ)

1964年9月25日、ベルリン、フィルハーモニック・ホールにて実況録音

このアルバムは、凄過ぎます。ずるいです。誰が聴いても感動できるはずです。
本当にカッコよすぎるんですよ。メンバーも凄いんですが、演奏はもっと凄いんです。
A-1のマイルストーンズでの、トニーのシンバルを聴いて下さい。
彼は一体どんなリズム感をしているのでしょうか?
速いテンポの中にもスローテンポを織り交ぜて来ます。
マイルスが良いのは当たり前、でも、このアルバムの中では全員が良いんです。ショーターのテナーサックス、ハンコックのピアノ、ロンのベース、どれも良いですよ。
トニーと並ぶリズム感の良さでハンコックのピアノ良いですよ。
音の使い方も綺麗で、強弱のつけ方も申し分ないです。
そして、マイルスが演奏に加わると全体がピリッとした緊張感がでて最高です。
アルバムの中の曲目も当時のベスト盤を思わせるような曲目です。
マイルストーンズに、枯葉、ソーホワットに、ウォーキン。
どの曲も後世に残った作品ばかりですよね。
メンバーはマイルス黄金のクィンテットとも呼ばれる面々。
悪いはずが無いですよね。
このアルバムに関してはどの曲も良いので、どれもお勧めになってしまうのですが、特にお勧めなのは、A-1のマイルストーンズ、B-1のソー・ホワット、B-2のウォーキンです。
どれも、原曲と比べると非常に速いテンポですが、そこが気に入っています。この疾走感というか、ビートというか、その辺がたまりませんね。
きっと、初めてJAZZと言う物に触れた時に、このアルバムを聴いた方は「JAZZってカッコいいなぁ~」と思うはずです。
知人でも友人でも、JAZZに興味がある方には是非とも聴いていただきたい1枚です。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★☆ (4.5点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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Oscar Peterson -Vol.II Girl talkOscar Peterson -Vol.II Girl talk
(2006/08/25)
Oscar Peterson

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オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson) / p
サム・ジョーンズ(Sam Jones) / b
レイ・ブラウン(Ray Brown) / b
バビー・ダーラム(Bob Durham) / ds
ロイ・ヘインズ(Louis Hayes) / ds

A-1 , ON A CLEAR DAY(晴れた日に永遠が見える)
A-2 , I'M IN THE MOOD FOR LOVE(恋の気分で)

B-1 , GIRL TALK(ガール・トーク)
B-2 , MEDLEY(メドレー)
I CONCENTRATE ON YOU(貴方に夢中)
MONN RIVER(ムーン・リバー)
B-3 , ROBBINS NEST(ロビンズ・ネスト)

今までのオススメとは雰囲気を少し変えて、ピアノトリオです。
チョット疲れた時にはピアノトリオを聴いてゆっくりするのも良いもんですよ。
A-1は、聴いているとどんどん元気が出てくる音楽です。少しピーターソンのピアノがうるさく聴こえる時もありますが、跳ねた感じのピアノは聴いていて心が弾んできますよ。
A-2は、1曲目とはうって変わって始めはしっとりなんですが、途中からピーターソンがのってきます。やっぱりピーターソン。のってくると声が聴こえるんですよね。しかし、展開や、強弱の付け方はさすがですね。
B-1は、アルバムタイトルにもなっているガールトークです。
実はこの曲がいいからこのアルバムを紹介してるようなもので、常連さんの中には、「またかけてるよ」なんて思ってる方もいらっしゃるかも知れませんね。それぐらいよくかけている盤の一つです。
ゆったりとした流れから始まり、中盤はテンポアップそして最後にゆったりとしたテーマに終わる。全体的にブルージーで心地良いですよ。
いかにもバーに似合いそうな曲ですね。

全体的にこのアルバムはピーターソンのピアノが強いです。
あまりにピアノが弾き過ぎていて、「やかましい」と感じる時もあります。
それ故、「ピアノトリオとは言えない」と言う方もいるかもしれませんね。
B-3は、他の曲よりもドラムのブラシが主張していて、途中からベースも主張してくるので、トリオらしい演奏に聴こえます。
バランスと言う点を考えると、この曲が一番かもしれませんね。

このアルバム限らず、ピーターソンはよくうめき声が聞こえるのが特徴ですね。JAZZは、うめき声が入ってるアルバム結構あるんですよ。
ちなみに、ベースとドラムが2名書かれていますが、ツーベース、ツードラムと言う編成ではなく、曲によってメンバーが入れ替わっている様です。
どの曲でどのメンバーなのかは、ライナーにも書いていないので正確な所は不明です。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★☆☆ (3.5点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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ブッカー・リトルブッカー・リトル
(1997/12/17)
ブッカー・リトル

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ブッカー・リトル(Booker Little) / tp
ウイントン・ケリー(Wynton Kelly) / p A-3 B-1
トミー・フラナガン(Tommy Flanagan) / p A-1.2 B-2.3
スコット・ラファロー(Scott La Faro) / b
ロイ・ヘインズ(Roy Haynes) / ds

A-1 Opening Statement (オープニング・ステイトメント)
A-2 Minor Sweet (マイナー・スイート)
A-3 Bee Tee's Minor Plea (ビー・ティーズ・マイナー・プレア)

B-1 Life's A Little Blue (ライフス・ア・リトル・ブルー)
B-2 The Grand Valse (ザ・グランド・ヴァルス)
B-3 Who Can I Turn To (フー・キャン・アイ・ターン・トゥ)

もう、ブッカー・リトルと言ったらこれですよね!

23歳で、尿毒症によってこの世を去ってしまった天才トランペッターの代表作!
彼が、亡くならなかったらJAZZは変わっていただろう。
それぐらい素晴らしいトランペッターでした。
マイルスとはまた違った魅力を持った音色で、どちらかというと、チェットベーカーの音に近いかな?
すっきりとした気持ち良く抜けるトランペットの音。いいねぇ。
スコット・ラファローのベースソロも一聴の価値ありですし、バッキングに入っているトミフラもさすがと言った所。

全体的に音のバランスがとても良くとれている。
それぞれの存在感を示しつつも、まとまりのある演奏をしています。
全体を聴いても良いし、ある楽器に絞って聴いても聴きがいがあって、音の粒が沢山集まって一つの作品になっているようにも感じます。

まぁ、とにかくこの作品は素晴らしいのだ!
是非聴いて欲しい一枚です。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★☆ (4点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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処女航海(紙ジャケット仕様)処女航海(紙ジャケット仕様)
(2006/02/22)
オースティン・ペラルタ

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オースティン・ペラルタ(Austin Peralta) / p
ロン・カーター(Ron Carter) b
ビリー・キルソン(Billy Kilson) / ds

1 Passion Dance (パッション ダンス)
2 The Shadow Of Your Smile (いそしぎ)
3 Maiden Voyage (処女航海)
4 Green Dolphin Street (グリーン ドルフィン ストリート)
5 Spain (スペイン)
6 N.Q.E. (Naguib Qormah Effendi)
7 Someday My Prince Will Come (いつか王子様が)
8 Balaqeeti (バラキーティ)
9 Naima (ナイーマ)

凄いのが出てきたぞ!
弱冠15歳の天才少年だ。録音当時は14歳だったというのに2度ビックリ!

とにかくテクニックが素晴らしい!
「これが天性のリズム感ってやつかぁ」と唸ってしまった。
特に5曲目のスペインだ。
一体どういった頭の構造をしてるのか知りたくなるぐらいの弾き方。
久々に鳥肌の立つCDに出会えた。
後は、3曲目の処女航海。
ピアノの絶妙なタイミングでの突っ込み具合には脱帽でした。
途中ドラムソロのあとに来る倍テンなんかカッコ良すぎ!

今回収録されている曲はスタンダード7曲にオリジナル2曲と言う構成で、
スタンダードの元ネタも大好きな曲ばかりだから贔屓目に見てしまうのかも知れないが、
それを差し引いてもやはり良い。
マッコイタイナーあり、ハンコックあり、チックコリアあり、マイルスあり、コルトレーンあり。。。
特に上記3名のピアニストの内、マッコイタイナーとハンコックの影響は随分あるように思える。
タッチの強い部分になると、脂っこいマッコイの雰囲気が出るし、
和音を入れるタイミングはハンコックのそれと近い。

こうやって書くとただ似ているだけじゃないか!?
とも思うのだが、色々な良い要素の融合は新しい音に繋がるのではないだろうか?
若干オリジナリティーに欠ける部分もあるが、これからに期待の大型新人である事は間違いないだろう。

悔やむべきはドラムの録音が前に出すぎている事だけだろう。
気にならない人には気にならないのだろうが、ただでさえ目立ちたがりな雰囲気のドラムが
余計に目立って少し気になる。やはりピアノがリーダーなのだからさ。。。
でも、ドラムの細かなテクニックは素晴らしいものですよ。

このアルバムが出る以前の彼の自主制作版も聴いてみたいなぁ~。
そして、これからの彼の活躍に期待しよう!!


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★☆☆ (3.5点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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THE DOUBLE LIFE  SCOTT SADLON

Scott Sadlon (ds)
Dwight Kilian (b)
Michael Kocour (P)

1. Summertime (サマータイム)
2. Windows (ウィンドウズ)
3. Green Chimneys (グリーン・チムニーズ)
4. Mahjong (麻雀)
5. Equinox (イクイノックス)
6. My Foolish Heart (マイ・フーリッシュ・ハート)
7. Cheesecake (チーズケーキ)
8. Full House (フル・ハウス)
9. All Or Nothing At All (オール・オア・ナッシング・アット・オール)


久々に、物凄く欲しいと思えたCDで、何としても手に入れたい!と思わせてくれました。
はっきり言ってマイナーなピアノトリオです。
某ジャズ喫茶で偶々流れていて、ネット通販で手に入れました。
メンバーは私も全然知りません。
ネットで検索をかけても僅かしかヒットしませんでした。
謎が多いミュージシャンだが、演奏は素晴らしいですよ。
こういう無名だが素晴らしい演奏の出来るミュージシャンは一杯いるのだろうなぁと思うと、奥の深さを思い知らされますね。

さて、収録曲はいわゆるスタンダード。
誰もが一度は聞いた事のある曲ばかりです。
でもね、アレンジが良いのですよ。
特に私のお勧めは、1・4・5曲目。


1.のSummertimeは、5拍子。
これを聴いて買った訳なのだが、届いてからちゃんと聴くと、5拍子の展開後、曲の終わり頃に4ビートに変わってたんですねぇ。
聴き入ってしまうと気が付かなかった。。。
実にかっこいい!
さすがリーダーがドラマーだけあってリズム展開は楽しめる。

4.のMahjongは、ウェインショーターの「JUJU」に収録されている曲のカバー。
ドラムソロから入る辺りは中々グーです。
前編通してドラム捌きに耳が行ってしまいます。
さすがに、ピアノでメロディーを取っているのでサックスほどのインパクトは無いが、心地よいメロディーを楽しませてもらえる。

5.のEquinoxは、コルトレーンの曲。
ベースソロから入るのだが、実にブルージー。
初めだけ聞いたらもろブルースですw
全体通してこの曲はベースが強い。
ピアノとベースのユニゾンの後ろのブラシも地味に良い。
よくアレンジ出来ていて落ち着いた曲に仕上がっています。


アルバム全体的にホントによくアレンジされたカバー集であり、このトリオの良さが出ているなぁと思える。
「楽曲が良いんだよ」と言われてしまうと立つ瀬が無いのだが、どの曲にしろ素晴らしいアレンジばかりです。

録音の状態は非常に良い。
ドラムのシンバルの音が潰れてしまっている物が多い中、綺麗に音が出ている。
ただ、ドンシャリ傾向なので、聴くときには下を抑えるセッティングで聴かないと後々疲れてくるかも。


↓マスターの勝手なお勧め度(5点満点)
★★★★☆ (4点)


東京都世田谷区太子堂1-15-15
ジャズ イン アンクル トム 「三軒茶屋駅から徒歩5分」
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